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INTERVIEW
2021/1/15

「オンデマンドな移動」で暮らしを快適に

FOUNDER髙原 幸一郎

世の中の「もったいない」を解決したい
ーー御社が展開しているサービス内容について簡単にご説明をお願いします。
現在はタクシーの相乗りを広めるために、独自のAIを使ったドアツードアの「nearMe.Airport(ニアミー エアポート)」に注力して事業をしています。 通常のタクシー車両ではなく、ハイヤーに利用されているミニバンやワンボックスタイプの車両をシェアをすることで、タクシーの半額以下で、電車・バスよりも自由度の高い空港送迎シャトルサービスを実現しました。 乗車前に同じ方面に行く人同士をマッチングして1つのグループを作成、AIを活用して効率の良いルートを計算し、タクシー会社に配車を依頼、という一連の流れのプラットフォームを我々が提供しています。 現在は羽田・成田・福岡・那覇・南紀白浜の5空港にて事業を展開しており、今年は日本国内の主要空港に展開予定です。 この実現により、自宅から宿泊先、更には帰宅までのシームレスな移動体験をしていただくことができます。 現在はコロナ禍ということで、車内の除菌や換気はもちろん、座席の間隔をあけるなどコロナ対策をしながらサービスを運営しております。 緊急事態宣言中とはいえ、どうしても出張や移動をしないといけないユーザーの方からは、安心、安全な移動ができると選択いただいております。


ーーなぜそのサービスを展開しようと考えたのでしょうか?
もともと自分の周りにある身近な「もったいない」を解決したいと考えて起業しました。
その中でも、日常生活における「移動」は特に大きな課題だと感じていました。
都市部においては特に雨の日などタクシー待ちで長蛇の列ができていて需給バランスが崩れたり、突発的な災害や事故、免許返納者の移動手段、観光地の二次交通など、非常に多くの問題を抱えています。
そこで目をつけたのがタクシーでした。タクシーは全国で約23万台あるといわれています。しかしながら、ドライバーの高齢化などで年々ドライバーが減少しています。
また多くのタクシーは平均1〜2名程度で乗車している場合や空車も多く、非常にもったいない状態です。
それらをタクシーの相乗りで移動の問題を解決しようと取り組んだのがきっかけです。



「自由な移動」で未来を創る
ーーサービスの長期ビジョンについて、教えてください。
我々が提供している、シャトルサービス、スマートシャトル(TM)の仕組みは、空港送迎のみならず様々な使い方ができます。
最初に注力したのは「1人しか乗ってないタクシー」の課題でしたが、現在は日常生活や観光資源など、様々な事象に注目しています。
具体的には、買い物や病院などの移動による普段の利用はもちろんのこと、ホテルを起点とした観光地の周遊やゴルフ場の価値向上にも使えないかという声もあります。
空港だけではなく、街なかで気軽に利用できるスマートシャトル(TM)を展開し、病院や買い物もスムーズ行ける世界、免許がなくても移動が自由にできる世界を作りたいですね。
移動の主流がドアツードアになっていく未来は近いと考えています。


ーーサービスを展開していく上で、課題となっているものがあれば教えてください。
我々のサービスは、タクシーの相乗りサービスという市場をゼロから作っていると考えています。 そのため、ユーザーにとっては価値を感じてもらえるようなプロダクトを作っていく必要があります。パートナーでもあるタクシー事業者にとっても、我々と組むことで 未来を感じてもらえるようにしないといけません。 特に最近では、コロナ禍において、ユーザーとタクシー事業者の需給のバランスを取りながら事業を進めるのはチャレンジです。


ーーStartup Promote Awardの提案に求めているものを教えてください。
今まではしっかりとタクシー事業者にプラットフォームとしての魅力のアピールしパートナーを増やしてきた経緯があるので今後はユーザーを増やして事業の早期拡大を目指していきたいです。
そのためにも、限られた予算の中でより多くのユーザーを集められるように、我々が考えつかないような面白い企画を考えていただけるとうれしいですね。