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INTERVIEW
2021/6/2

「面白い」から「本質的」へ。未来につながる企画を生むPromotion Baseの挑戦

 Promotion Base運営事務局

人を動かすアイデアを考えることが得意なプランナーに対して、スタートアップ企業がプロモーションのアイデアを公募する、プロアマ問わずのコンペティション『STARTUP PROMOTE AWARD ※1』。
※現在の名称は『PROMOTION BASE AWARD』
3月12日〜4月5日にかけて企画の募集が行われ、4月14日に受賞者発表が行われました。
 
「受賞者×クライアント企業クロストーク」としてPromotion Baseの課題において優秀賞を受賞した神田美咲さんと、当事業の責任者である水野拓哉さんから受賞の決め手となったポイントや、受賞した企画の今後についてお話を伺いました。
 

 

――でははじめに自己紹介をお願いします。

神田:いまはフリーランスで働いているマーケターです。今までは広告代理店のデジタルマーケティング部署だったり、データマーケティングの会社のストラテジックプランナー、事業会社のマーケティング部などを経て今に至ります。普段はスタートアップ企業のマーケティング支援だったり、デジタルマーケティングの知見があったりするので、その分野周りでお仕事の相談をいただくなんてことが多かったりします。
 
水野:事業会社のプロモーション課題を解決するために、株式会社douzoにてPromotion Baseというサービスを立ち上げ、現在はその責任者をしております。当事業に携わっている人数もまだ多くないので、サービスのコンセプトを決めたりだとか機能的なところを決めたりだとか......事業に関わること全般に従事しているといった感じです。
 

――事業責任者の水野さんに伺います。なぜStartup Promote Awardで企画を募集しようと思った理由はなんだったのでしょうか?

水野:プランナーさんにPromotion Baseのことを知ってほしかったから、ですね。
コンペの課題とセットで創業者インタビューを掲載しているのですが、意図としては、なぜそのサービスを作ったのかという想いを知っていただきたいから。
その課題を出しているサービスの理念やコンセプトに共感した上で企画づくりに取り組んでほしいからです。
結果はとてもハッピーなことに、多くのプランナー様にPromotion Baseの想いについて共感いただき登録をいただきました。
 
 

――受賞者の神田さんに伺います。Startup Promote Awardに企画を応募しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

神田:Promotion Baseの考え方に共感したということは大きかったですかね。
プランニングをする上で「サービスが作る未来に共感できるか」「世の中に必要とされる価値はどこか?」をまずは自分の中で腹落ちさせることを大事にしています。
その工程がないと、本質的なプロモーションの企画を組み立てることができず、どうしても表面的な販促やプロモーションの施策になってしまいます。Promotion Baseは、サービスのビジョンに共感できたので応募をしました。

 

 
  

ーー普段、プロモーションの企画や実行をするとき、大変だと思う点はありますか?

水野:アイデアの視点に偏りが出てしまうというのは正直ありますね。
ずっと同じ業界に浸かっていると他社がどんなことをやっているかというインプットはもちろん、当然、自社がやったことも覚えている。
そのような生活を送っていると自分が身を置いている業界に偏った情報が無意識に刷り込まれてしまうので、企画を出してもなんとなく既視感が強いものになってしまったりだとか......。
 
あとは他者にアイデア出しを依頼するときも大変だなと感じますね。
よくありがちなのが「そのプロモーションアイデア面白いんだけど、ユーザーが増えていくストーリーが見えない」といったもの。なので、企画出しの依頼をするときはプロモーションのKPIだけではなく、事業として目指しているものも併せてしっかりと伝えられるように意識しています。
 
神田:誰かに企画出しを依頼するという役割、そして自分で企画を作るプランナーという役割の、どちらも経験した上での悩みとしては......
よく知らないことに対して企画してくださいだとか、売れるような何かを考えてくださいだとか、お互いのためによくないことだなと思っています。一番大事なのってどれだけプランナーが新しい視点も持ちつつ、かつ、依頼企業独自の制約や、事業立ち上げの思いを知れているかが大事だな、と思うんですよね。それがないと、まさに水野さんが仰った通り、「面白いアイディアだけど、ストーリーが見えない」企画ばかりが出てきてしまうんだと思います。
それを避けるために、プランナーが、依頼企業のことを本当の意味で知ろうとするともはや...製品を作る段階とか、なんなら会社を立ち上げるタイミングからいないと究極は無理だなと思っちゃいますよね(笑)。

企画の整合性みたいなのってちょろっと聞いただけでは作れないことが、難しさなんだろうなと考えています。



水野:冒頭でも述べましたが、Promotion Baseではプロモーションの課題を募集するときクライアント様のインタビューも載せるようにしています。これは、まさに神田さんが言うような難しさを解消したくてやっています。

商品の機能といった”点”を見てプロモーション施策を考えていくのではなくて、その商品を作ったきっかけといった”過去の話”や、サービスのビジョンといった”未来の話”を線で繋ぐことで、サービスの本質的な価値に則ったプロモーション企画を立案してほしいと考えています。プランナーも依頼企業側も、この悩みや難しさ実感してる人多いんじゃないですかね?

神田:絶対多いと思います(笑)
商品や会社のことを深くまで理解するためには時間が必要ですが、加えて、企画へのフィードバックをもらったりだとか......たまにはダメ出しをされたりだとかも必要だと思ってます。Promotion Baseはそれがあるのが好きです。
PDCAを回していくことでクライアントの理解が深まり、企画精度が上がっていくと思うんですよね。ちなみに私は企画をとにかく早めに60%くらいの完成度の企画をいくつか作ってでお客さんにまずは当てる、というやり方する時も多いです。クライアントと一緒に作り上げていくといったイメージに近いかも!


ーーPromotion Baseを使ってどのようなアイデアが集まってきましたか?そして、優秀賞に選ばれた企画はどのようなものだったのでしょうか?

 


 
水野:まず質問の回答に移る前に......応募いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
応募いただいたすべての企画書、じっくり吟味をさせていただきました。全ての企画のクオリティが高く、とても面白かったです。

Promotion Baseの課題は「プランナーの登録を増やすための施策」でした。
そして提出いただいた企画は、例えば、著名なCDの方と対戦できる形式を取ったらどうかといったものや、デジタル名刺を発行しようという企画など、実施したらユーザーが増えそうだなと感じられるアイデアだらけでした。
そのようなアイデアの中から優秀賞に選んだものは一言で言うと「プランナーのコミュニティーを作りましょう」というもの。

コミュニティーを作ることでプランナー同士の繋がりを生む。
互いにモチベートし合える環境を整えることで成長を促す。

Promotion Baseはプランナーの成長機会を創り出したいという想いのもと生まれました。
そのような背景から、ともに歩んでいきたいプランナーさんを動かせる施策だと感じ、この企画を選定しました。

神田:ありがとうございます。
私としては今後ファンマーケティングがより一層、重要になってくるなと思ってまして。
実際、何か案件があるごとにプロモーションを打ってプランナーさんを集めて..とやるのは大変じゃないですか。消耗戦になってしまいますし。
加えて、まだPromotion Base自体は知名度が低いため、自然と案件が入ってくるような状況ではないと感じています。そうなるとサービスとしてずっと盛り上がりを保つことができず、空白の期間が生まれてしまう。
盛り上がりに波があるのはサービスとして結構エネルギーを使うだろうなと思い、積み上がる企画にすることを意識しました。なのでプランナーさんが(離脱することなく)残りたいと思えるような、そんな仕組みを作れたらいいなと思いコミュニティーの企画を提案しました。

ーー優秀賞に選ばれた企画の今後の展開について教えてください。

水野:企画を提案してくれた神田さん主導のもと、企画の実現に向けて動き出しています。
というよりもβ版として、すでにコミュニティーの立ち上げは完了しています。
とても早いスピードで進んでいるので、僕自身が追いついていけるように頑張らないと......。

神田:そうですね、さっそくβ版は立ち上がっております!
人を動かすアイデアを考えることが好き、という方たちにぜひ参加してほしいなと感じております。
広告業界っていろんなしがらみだとか、ジレンマだとかを抱えている業界だと思うんです。
ですが、このコミュニティでは所属している企業や組織などのバックグラウンドに囚われずに「人を動かす企画が好き」といった志の部分で繋がっていければいいなと感じています。

ーーこれからPromotion Baseを利用する企業様に一言お願いします。

水野:Promotion Baseは「人を動かす企画」を考えることが得意な、多くのプランナー様にご登録いただいております。プロモーションの企画に煮詰まったな、と感じるタイミングでご依頼いただければ、色んな角度からの企画をプランナーの皆様から募ることができます。ぜひPromotion Baseという新しい仕組みを使って、事業成長のお手伝いができたら嬉しいなと考えております。

ーーでは最後に、これからPromotion Baseに登録されるプランナー様に一言お願いします。

神田:コンペに応募するのってモチベーションを維持し続けなければいけなかったり(通常業務を終えたあとに取り組まれると思うので)体力的にキツかったり......。とにかく大変だと思うんです。
Promotion Baseのコミュニティは「面白い企画を考えるのは好きなんだけどコンペはちょっとな...」といったコンペに応募するのがちょっとハードルに感じる人にこそ参加してほしいと感じております。
アイディアを考えることって楽しいことなんだなと言うことを再認識できる場にしたいと感じていますので、ぜひお待ちしております!

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